目的でつながる
サプライヤーの方へ
ここではCSR調達への準備と対応方法についてよくあるお困りごとについて回答しています。
企業独自の調査票の対応
お困りごと
- 調査票への回答期間が短く、設問数のボリュームは多いので、効率化を図りたいです。方策をお教えください。
- 年々、設問数が増えていく、あるいは今までと違う設問に置き換わっているのはなぜですか。
- 設問の中には、川上の原料サプライヤーに問い合わせなければ回答できないものもあるのですが、回答を得られないのが悩みです。
回答
- バイヤーからのCSR調達に関する質問の多くは、持続可能な経営・調達に関するグローバルスタンダードに従ったものになります。バイヤーと協力の上、調査票の質問項目の背景への理解を深めることで、回答への効率化を図ることができるようになります。
- 確かに、必ずしも川上のサプライヤー様に回答が得られる事例ばかりではありません。一方で川上のサプライヤー様へ誠実に対応することで顧客企業にも理解されると思われます。また、CSR調達/持続可能な調達の目的や意義が、川上のサプライヤー様と共有されていないことが原因の1つと考えます。CSR調達/持続可能な調達に取り組むことで、双方のビジネス上のリスクの低減につながることを川上のサプライヤー様にお伝えするとともに、GCNJが発行している「CSR調達入門書」をお送りすることをお勧めします。
- グローバルスタンダード自体が変化すると調査票の質問内容が変わったり、増えることになります。このような世界の動きをキャッチアップするためにも、GCNJの分科会活動への参加をご検討されてはいかがでしょうか。
参考となるお役立ちシリーズ
CSR調達への対応準備
お困りごと
- 当社はこれまで調査対応をしてこなかったため、何から手を付けてよいのかわかりません。
- また、調達担当者として、今後ステップアップしてくためにどの順番で学べばいいですか。
- 調査票への回答の担当者が異動などで変わっても、回答にぶれが出ないようにしたいです。良い対策があれば教えてください。
- とにかく時間がありません。調達について学べる要約版はありますか。
回答
- そのような企業様はたくさんいらっしゃいますので、安心してください!まずはGCNJで蓄積した資料を活用し、持続可能な調達・CSR調達の概念を知るところから始めましょう。そして、研修資料、ゲーム、共通SAQなどを順次活用し、社内教育からサプライヤーさんへのアクションを起こしていくことで、持続可能な調達・CSR調達の実施が進んでいきます。持続可能な調達は、すぐに到達できるものではありません。少しずつ、着実に進めていってください。