グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

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グローバル潮流を学ぶ

海洋保全への取り組み

世界の海は、生物多様性の喪失と気候変動という2つの危機に対処するために、重要かつ比類ない役割を担っています。研究によると、2050年までに地球の気温上昇を1.5℃に抑える道を模索する中で、海洋による緩和策によって温室効果ガスの排出量の差を5分の1まで減らすことができるといいます。

海洋の保護と再生は急務です。地球表面の約70%を占める海は、気温の上昇、酸性化、資源の採取と枯渇、さまざまな形の汚染によって脅威にさらされています。

世界中の企業は、海洋の質と健全性を保護し、支援する責任を共有しています。国連グローバル・コンパクトの海洋スチュワードシップ連合は、この課題に取り組む民間企業のリーダーや会員を歓迎します。

海洋スチュワードシップ連合

OCEAN STEWARDSHIP COALITION

「国連グローバル・コンパクト戦略(2021-2023)」の一環として、ビジネスの世界的インパクトを加速するため、持続可能な海洋ビジネス・アクション・プラットフォームは、海洋スチュワードシップ連合に移行しました。

この連合では、主要な政府、企業、NGO、学術機関、国連パートナーが結集し、行動を促進し、海洋と海洋産業がパリ協定とSDGsを達成できる方法を決定します。部門や分野を超えた協力のための世界的なフォーラムとして、連合は、部門を超えたシナジー効果、イノベーション、知識を活用することにより、有意義な変化を推進することを目指しています。本連合は、国連グローバル・コンパクト署名企業であれば、誰でも参加することができます。

なお、企業・団体は、連合の活動を支援するために、国連グローバル・コンパクトのパトロン(約10万ドル)、またはスポンサー(約2万5千ドル)になることもできます。パトロンは、プログラムの開発・実施において連合と戦略的パートナーシップを結び、連合の幅広い戦略について助言を行います。

入会ご希望の方、またはスポンサーシップの機会について詳しくお知りになりたい方は、 までご連絡ください。

持続可能な海洋原則

SUSTAINABLE OCEAN PRINCIPLES

「国連SDGsゴール14「海の豊かさ守ろう」にあるように、気温の上昇、酸性化、天然資源の枯渇、陸と海からの汚染により急速に悪化している海洋の健全性を保護し、回復することが急務となっています。企業は、政府や市民社会とともに、健全な海洋を確保するために必要な行動をとるという共通の責任を負っています。

国連グローバル・コンパクトは、300を超えるステークホルダーとの協議により「持続可能な海洋原則」を作成しました。この原則は、人権、労働、環境、腐敗防止に関する国連グローバル・コンパクトの10原則を基礎とし、これを補完するものです。

署名企業一覧(英語) 外部リンク

持続可能な海洋原則(日本語) PDFリンク