組織概要
国連グローバル・コンパクトの10原則
国連グローバル・コンパクトの定める 4 分野(人権、労働、環境、腐敗防止)10原則は、いずれも世界的に採択・合意された普遍的な価値として国際社会で認められているものです。
国連グローバル・コンパクトに署名する会員は、10原則に賛同し、企業・団体のトップ自らのコミットメントのもと、その実現に向けて努力を継続することが求められています。
国連グローバル・コンパクトの4分野10原則
-
企業は、
- 原則1
- 国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、
- 原則2
- 自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである
-
企業は、
- 原則3
- 結社の自由と団体交渉の実効的な承認を支持し、
- 原則4
- あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
- 原則5
- 児童労働の実効的な廃止を支持し、
- 原則6
- 雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである
-
企業は、
- 原則7
- 環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
- 原則8
- 環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
- 原則9
- 環境にやさしい技術の開発と普及を奨励すべきである
-
企業は、
- 原則10
- 強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである
- 「国連グローバル・コンパクト10原則の解説」(PDF:2.5MB)
- 「国連グローバル・コンパクト10原則」分野別の解説
- 「国連グローバル・コンパクト10原則が由来している宣言や条約」
- 「国連グローバル・コンパクト10原則の原文(英語)」
サステナビリティ解説動画
国連グローバル・コンパクトが提唱する4分野、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」について、なぜこれらを重要な課題として位置付けているのか、企業はこれらの課題に対して何を期待されているのかについて、サステナビリティ初心者を対象とした解説動画(全5編)を制作しました。SDGsをはじめサステナビリティを推進する企業・団体が急速に増加する中、役員・従業員・職員の啓発活動に活用できるツールとしてご活用ください。
-
<内容>
- 人権を理解する上でのポイント1~5
- SDGsの本質は人権
- 民主主義の危機と世界的な市民社会スペースの狭まり
- ビジネスと人権(含む行動計画、人権デューディリジェンス)
- 日本の人権課題
- 終わりに
-
<内容>
- 強制労働は人権侵害:誰が解決すべき課題?
- 世界の労働問題に向き合う国連ILOと国際労働基準
- 企業がなぜ国際基準を尊重?法令遵守ではなぜ足りない?-ILO中核的労働基準と多国籍企業宣言
- どのように労働の国際基準を実現する?
- 取組みを始めていない企業に、明日から始めてみてほしいこと
-
<内容>
- 企業はなぜ環境問題に取り組むべきか
- 取り組むべき環境問題とは何か
- 予防的アプローチとは
- トランスフォーメーションの時代
- おわりに
-
<内容>
- 腐敗に関する基礎知識
- 国際的な腐敗防止体制
- 日本企業の対応状況
- 結論と今後の展望
-
<内容>
- UN Global Compactの創出(アナン氏のビジョンからUN Global Compactの誕生へ・歴史的な背景・企業に対するステークホルダーの期待と課題)
- GC10原則とMDGs/SDGsの推進(アナン氏の4つのイニシアティブ・UN Global Compactにおける推進体制・GCNJにおける推進活動)