グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

組織概要

有馬利男 代表理事 挨拶

有馬利男

平素より国連グローバル・コンパクト(UNGC)及びグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)へのご支持、ご支援を賜り、誠にありがとうございます。この度のGCNJのウェブサイト刷新にあたり一言ご挨拶申し上げます。

UNGC発足から今年で20 年になりますが、GCNJは順調に発展を続けており、コロナ・パンデミック下でも会員の増加は続いています。13の分科会には延べ1700人を越える参加者があり「明日の経営を考える会(AKK)」は一時中断を余儀なくされましたが、この度、プログラムを再開致しました。一方課題もあります。ここでは二つ取りあげたいと思います。一つは、世界全体のSDGsの進捗遅れです。2019年9月の国連SDGs4年度レビュー「国連GSDR報告書」は、「世界はSDGs達成への軌道からかなり外れた状況」にあり「不平等、気候変動、生物多様性は、むしろ後退している」と指摘しました。一方、2020年版の「SDGsインデックスとダッシュボード」によると、日本は前年の15位から17位へと更に後退しています。日本では、SDGsに対するKPIが定まっておらず、目標とのギャップも明確に測定できない状況です。もう一つの課題は、世界のUNGCとGCNJの活動のギャップです。世界では、SDGs の主流化、ジェンダー、クライメート1.5°などの幅広い連携活動が展開されていますが、日本からの参加はまだ限られています。

一方で、日本の先進企業は、RE100やTCFD、SBTなどへの参画で世界のトップレベルにあり、また、GCNJの分科会は優れた活動としてUNGCでも高く評価されています。GCNJは、このような日本企業の「思い」や「取り組み」をもっと生かして行きたいと考えています。加盟会員を日本全国に、そして、中小企業などの裾野も広げて参りたいと考えています。その為にはオンラインでの情報発信がますます重要です。ポスト・コロナの時代に向けて、今回のウェブ・リニューアルでは、特に「アクセシビリティ」と、「読み易さと使い勝手の良さ」に注力致しました。また、社会課題への取り組みの一助になるべく、「行動を起こす」という新サイトも設けました。GCNJの情報発信が皆様に届き易いようにと工夫を致しましたが、今後とも改善を続けて参ります。

これからの、ポスト・コロナの時代、我々はどのような「地球環境と人類社会」を将来世代に引き継いでゆくべきなのか、若者の発想を大切にしながら、2030年そして2050年への展望を議論する機会も作って参ります。GCNJがGC10原則とSDGsを実践する上で、皆さまのプラットフォームとして更にお役に立てますよう、GCNJの活動を強化・拡充して参ります。しかしこれらは全て会員の皆さまのリーダーシップと参画なしにはなし得ません。引き続き、皆さまのご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2020年10月
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
代表理事 有馬 利男

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