GCNJ Newsletter 2022年8月号

本年5回目となる「腐敗防止年次フォーラム」を海外贈賄防止委員会（ABCJ)様と共催でオンライン開催いたします。本フォーラムでは、第一部で「海外贈賄危機管理のケーススタディ」、第二部では「日本企業のグローバル内部通報の実務」についてパネルディスカッションを行います。また、終了後にはオンラインでの情報交換会を予定しております。申し込み、詳細につきましては追ってご案内申し上げます。

7月20日（水）に、国連大学で開催された「第3回パリ協定とSDGsのシナジー強化に関する国際会議」において、GCNJサンドラ理事とIGES武内理事長により、「SDGs進捗レポート2022」英語版（IGES・GCNJ共著）の発行について、発表・紹介しました。本会議は国連経済社会局（UNDESA）および国連気候変動枠組条約（UNFCCC）事務局の共催によるものです。「SDGs進捗レポート2022」は山口環境大臣他、気候変動とSDGsに関連するグローバルの専門家が臨席されているWelcome Ceremonyで紹介されました。

8月8日（月）～15日（月）は夏季休業となります。
休業中にいただいたお問い合わせにつきましては、8月16日（火）以降に対応させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

みなさんこんにちは。事務局長の矢部でございます。7月に入り、梅雨が戻ってきたかのように雨が降り、場所によっては災害も発生しております。被害を受けられた方には心からお見舞い申し上げます。
また、ここ数年続いておりますが、日本全国で猛暑が襲ってきており、熱中症のリスクが高まっております。これらの現象は明らかに地球温暖化が大きく影響していると思います。皆様におかれましては体調管理にご注意頂ければと思います。

さて、7月29日（金）に在札幌大韓民国総領事館主催「韓日環境未来フォーラム」が札幌にて開催されました。これまでも韓国と日本が共に抱えている問題（少子高齢化、過疎化、ジェンダー、等）について毎年このようなセミナーを開いており、今回は気候変動、脱炭素など環境問題について現状を共有、解決に向けて両国がどのように協力しあうべきかを韓国、日本両国から専門家が2名ずつ登壇し、第一部では講演が行われました。また、第二部では特別登壇者として有馬代表理事が加わり、パネルディスカッションが実施されました。
有馬代表理事は4名の講演者へのコメント、講演者への質問の投げかけ、そして韓国側の講演者からの質問に対して有馬代表理事の想いを語って頂きました。また、その場でGCNJ歴史、会員の現状、そして活動について聴講者に説明する機会を得ることができました。
今回はまず日本側の講演者の紹介をGCNK（ネットワークコリア）を通して依頼され、GCNJから気候変動の専門家である大学教授をご紹介しました。また、GCNKのスタッフが来日したため、両国の活動を紹介、更には両国の抱える様々な案件に関して意見交換をすることができ、非常に有意義な一日となりました。韓国のネットワークとは過去CJK（China/Japan/Korea）ラウンドテーブル（現在はコロナ禍により延期中）での協働はありましたが、私が着任して以来こういった具体的な案件での交流はコロナ禍もあり初めてであり、今後は定期的に情報交換をすることにより、東アジアにおけるSDGs推進加速の為にも関係を強化出来ればと思っております。また、GC本部への東アジア地区の重要性も両国で協力し、アピールしていく必要があると感じました。

いったん収まりつつありましたコロナウイルス オミクロン株 BA5の感染が急激に拡大してきております。くれぐれも皆様の生活や健康維持のため、おのおの十分な対策を取り、元気にお過ごし頂きますことをお祈り申し上げます。