ニュース 2011年
10/14(金)グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク主催シンポジウム「日本を変えるCSR~3.11東日本大震災を経験して~」
更新日:報道発表資料
国連グローバル・コンパクト(本部:ニューヨーク国連事務総長室、略称UNGC)の日本における現地ネットワークであるグローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク(事務局所在地:港区、議長 富士ゼロックス相談役特別顧問 有馬利男、以下GC-JN)は、10 月14 日(金)、日本科学未来館にて「日本を変えるCSR~3.11東日本大震災を経験して~」をテーマにしたシンポジウムを開催いたします。本シンポジウムは、企業、自治体、NGO、有識者などあらゆる立場の方々にお集まりいただき、これからのCSRのあり方について議論するものです。
ご多忙中と存じますが、是非ともご取材賜わりますようお願い申し上げます。
背景
東日本大震災による地震と津波、福島原発事故は、被災地の方々の心に重くのしかかり、長期にわたり、広範かつ深刻な影響を与えるであろうことだけでなく、私たちのこれまでの価値観やものの考え方にも変化をもたらしています。
GC-JNでは、GC-JNのプラットフォームのもと、企業、自治体、NGO、有識者など立場を超えて力を結集することで被災地の復興を支援し、さらには、社会との共有価値を創造するような活動につなげていくべきであろうと考えています。そのためには、1社、1団体だけでなく、個人、地域、企業の枠を超え、共に手を携え協同すること(コレクティブ アクション)で、これまでの枠組みでは実現できなかったことにチャレンジすることが必要です。
本シンポジウムでの議論を基に、GC-JNのプラットフォームを活用した日本の復興の実績を、世界のCSRにつなぎ、ここで学んだものを世界へ展開していくことを目指します。
-記-
シンポジウム概要
- テーマ:
「日本を変えるCSR~3.11東日本大震災を経験して~」 - 日時:
2011 年10 月14 日(金)13:30 ~ 17:30(終了後、懇親会) - 場所:
日本科学未来館7 階「みらいCAN ホール 」
[住所] 江東区青海2-3-6 - 主催:
グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク - 後援:
国連広報センター - 定員:
GC-JN会員企業、一般より約300 名(事前申し込み制)
プログラム
時間 | 項目 | 登壇者 |
---|---|---|
13:30 ~ 13:35 |
開会の挨拶 | グローバル・コンパクト・ボード・ジャパン 議長 有馬 利男 |
13:35 ~ 13:40 |
基調メッセージ 「潘基文国連事務総長から日本へのビデオメッセージ」 |
|
13:40 ~ 14:10 |
基調講演 「変化する日本のCSR ~東日本大震災を経験して~」 |
武田薬品工業(株) 代表取締役社長 長谷川 閑史 |
14:10 ~ 15:20 |
事例紹介 「復旧・復興への取り組み」 |
オリンパス(株)、(株)リコー |
GC-JN コレクティブアクション紹介 | 事務局 | |
事例紹介 「省エネ・創エネへの取り組み」 |
ダイキン工業(株)、シャープ(株) | |
GC-JN 会員事例紹介総括 | 事務局 | |
15:20 ~ 15:50 |
休 憩 (7階第三会議室にてGC-JN 会員事例紹介パネルを展示) |
|
15:50 ~ 17:20 |
パネルディスカッション 復興期において企業が期待される役割とは ~企業の力を社会にどう活かしていくか~」 |
●気仙沼市大島地区災害対策本部 本部長 白幡 雄児 ●仙台大学 教授、東日本大震災復興構想会議委員 高成田 享 ●(特活)難民を助ける会 理事長、立教大学大学院 教授 長 有紀枝 ●イオン(株) グループ環境・社会貢献部 部長 泊 健守 ●(株)クレアン 代表取締役 薗田 綾子 ●モデレーター:グローバル・コンパクト・ボード・ジャパン メンバー 野村 彰男 |
17:20 ~ 17:30 |
閉会の挨拶 | グローバル・コンパクト・ボード・ジャパン メンバー 後藤 敏彦 |
(敬称略)
【取材に関するお問い合わせ】
グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク 事務局長 宮本
TEL 03-5412-7235 携帯 080-3136-9625 FAX 03-5412-5931
資料
博報堂クリエイティブボランティア 「GC-JNポスターコンテスト」について
GC-JN会員企業の博報堂様には、これまでもCSR活動のひとつとして、GC-JN普及啓発・会員企業社内浸透のためのポスターやスクリーンセーバー等のツール制作に、ボランティアで携わっていただきました。
今回は、GC-JNの普及啓発とコレクティブアクションの促進という2つのテーマを掲げ、博報堂クリエイターの社内公募による競作で、ポスターのご提案をいただいています。先月募集告知をかけ、短期間でしたが、10名の応募があり、現在、審査中です。その審査の過程として、シンポジウム会場にて会員企業、その他来場者の方々にも1票を投じていただけることとなっております。ぜひ日本科学未来館7階「第三会議室」でその秀逸な作品の数々をご覧ください。
※「博報堂クリエイティブボランティア」とは
博報堂がクリエイティビティを発揮し、生活者や社会に貢献するため、社会課題に取り組む団体にクリエイティブやコミュニケーションスキルを無償で提供する活動。
※コンテスト会場に展示するポスターは最終案前のものです。
国連グローバル・コンパクト(UNGC)について
2000年にアナン前国連事務総長の提唱により創設され、潘基文 現国連事務総長も明確な支持を表明している取り組みです。 民間団体、特に企業が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに自発的に参加する取り組みです。現在では世界約140か国で約9000の団体(その内企業が約6200)が参加し、人権の保護・不当な労働の排除・環境への対応・腐敗防止に関わる10原則を軸に活動を展開しています。
日本における署名企業・団体は約200団体であり、その内143団体がローカルネットワークであるGC-JNに加入し、様々なコレクティブ アクションに挑戦しています。(署名団体数:2011年9月時点)