グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

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ニュース 2020年

★Newsletter November 2020★

更新日:

GCNJでは「GCNJ未来への羅針盤」構想を立ち上げ、20-30代の次世代リーダーの方を対象として、その作成メンバーの公募を11月13日まで行っております。本号ではイベントの開催ご案内や、会員の皆様へのご協力願い、開催報告をお届けします。どうぞ最後までご覧ください。(GCNJ事務局 庄司)
★GCNJ 会員数:正会員379企業・団体(2020年10月27日時点)

【開催のお知らせ】

第9回国連ビジネスと人権フォーラム参加登録の受付開始について(11月16日~18日 オンライン)

第9回国連ビジネスと人権フォーラムの参加登録の受付が開始いたしました。今年は、「ビジネス関連の人権侵害の防止:人と地球にとって持続可能な未来」をテーマにバーチャルで開催されます。コンセプトノートとプログラム(予定)も公開されておりますので、OHCHRのフォーラム公式ウェブサイトをご覧ください。
https://www.ohchr.org/EN/Issues/Business/Forum/Pages/2020ForumBHR.aspx

WEPsハンドブック ローンチイベントの開催について(12月8日 オンライン)

UN WOMEN/WE EMPOWERとの連携で作成している「WEPハンドブック(仮)」のローンチイベントを12月8日(火)にオンラインで開催予定です。今回ローンチするハンドブック作成の目的を国際潮流を踏まえながら解説し、後半には企業の取組み事例をご紹介するセミナーです。詳細は、後日GCNJウェブサイト等でご案内いたします。

【ご協力のお願い】

「GCNJ未来への羅針盤」構想 参加者募集のお知らせ

GCNJは、日本企業が激動の時代に進むべき方向を考える際のガイドを若者と共に作成する、「未来への羅針盤構想」という企画を立ち上げました。企画実行のため、作成メンバーを20-30代の次世代リーダーの方を限定として、公募いたします。応募期限は、11/13です。企画の詳細は、以下URL内の「企画のご案内」をご覧いただき、応募にあたっては、「公募のお知らせ」をご覧ください。
https://www.ungcjn.org/activities/topics/detail.php?id=385
この企画で作成される未来への羅針盤は、日本の企業にとって、自社のマテリアリティの特定、中長期計画の作成、SDGs計画作成などに活用できるものです。またGCNJにとって、未来への羅針盤を日本の多くの企業に広めることで、国連10原則を広め、SDGsの達成に貢献することができます。GCNJは本企画をきっかけに、あるべき社会像の実現に向けて、多くの企業のポテンシャルを引き出して、社会変革に取り組んで行きます。意欲溢れる皆様のご応募をお待ちしております。

【開催報告】

GCNJシンポジウム2020 開催報告(10月22日14:00~16:30 オンライン)

“Decade of Action~ビジネス革新を一気に加速し、企業・社会を変革する~”と題し、オンラインで2020年度年次シンポジウムを開催いたしました。国連グローバル・コンパクト10原則の実行とSDGs達成にむけた行動の10年において、世界が一つになり、コロナパンデミックの教訓を生かしながら人・いのちを核とした社会構築に取り組むために、生命誌研究家 中村桂子先生をお迎えし、「人間は生き物という基本ーコロナパンデミックを踏まえて」と題した基調講演をいただきました。
第2部のパネルディスカッションでは、宇沢国際学館 占部まり取締役・医師、認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ 伊藤和子事務局長、株式会社セブン&アイ・ホールディングス 伊藤順朗取締役・常務執行役員、GCNJ理事でもあるアミタホールディングス株式会社 佐藤博之専務取締役・最高執行責任者にご登壇いただき、「いのち・人から考える企業経営」をテーマにそれぞれのお立場からビジネス革新事例紹介のほか、変革の背景、実践に当たっての課題などを討論しました。
はじめてのオンライン開催にもかかわらず200名近くの方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

事務局長からのメッセージ

2020年10月26日(月)が、日本の歴史教科書の年表に刻まれることを願っています。同日、菅義偉首相は、いわば日本版グリーンディールとも言える「経済と環境の好循環」を成長戦略に位置づけ、「2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする」所信表明演説を行いました。これは、CO2排出量が世界で5番目(EDMC/エネルギー・経済統計要覧2020年版)の日本が、政府のエネルギー政策、産学の技術イノベーションやインフラ、金融界の転換のための投資やコスト、さらに、企業社会、市民社会や地域の活動のベクトルを、あるべき地球社会の構築のために、グローバルに一層の役割を果たすための「宣言」でもあります。GCNJには、こうしたベクトルの1つのドライビングフォースとして、今回紹介している「GCNJ未来への羅針盤」構想をスタートさせ、GC10原則・SDGsの実践をさらに加速するプラットフォームとして、「行動の10年」に取り組んでまいります。皆様との対話と協働を楽しみにしております。今後ともご支援と皆様の積極的なご参画を宜しくお願いいたします。