ニュース 2016年
★ニューズレター2016年3月号★
更新日:★GCNJからのお知らせ★
GCNJ会員数最新情報(2016年3月29日時点)
GCNJ会員数 213企業および団体(休会除く)
*新規会員:フロイント産業(3/4付)、東京ガス(3/15)
アソシエイト会員 8企業
【お知らせ】GC10原則和訳の変更について(2016年4月1日~)
国連グローバル・コンパクトの10原則の日本語訳に関し、原則3、5、10の一部の翻訳が適切でなく見直すべきではないかとの指摘を外部識者より受けました。そこで専門家のご意見をいただき拠り所となる批准条約の条文訳などと整合をとったものに4月1日より変更いたしますのでお知らせします。今後は新しい訳文をご利用ください。GC10原則和訳の新しい訳文は、4月1日以降にGCNJウェブサイトにてご確認ください。
【お知らせ】SME対象 COP提出形式選択肢の追加について(2016年4月1日~)
2016年4月1日よりSME(従業員250名未満の企業)のGC署名者を対象にActive COP提出形式にExpress COPテンプレートという選択肢が新たに加わります。これは、COP3要件((1)UNGCやその10原則に対して自社の現行コミットメントを継続していくことに対する最高経営責任者による支持の表明、(2)UNGCとGC4分野に関連した活動実施有無、(3)UNGCとGC4分野に関連した活動の成果の測定有無)に関連した3つの質問にUNGCのサイト上でYes/Noで回答する形で年次活動報告を行うというものです。Express COPテンプレートあくまでも選択肢のひとつであり、これまで同様にUNGCのサイトへPDFをアップロードする形、もしくはUNGCのサイト内にベーシックテンプレートに直接入力する形でActive COPの提出をすることも可能です。GCNJではSME署名者のGCNJ会員の皆様にExpress COPテンプレートを社内リソースやCSR報告書などのツールが整うまでの選択肢と捉えていただき、ステークホルダーに向けたGC4分野における年次報告であるCOPを経営に役立てていただくことを推奨しています。
Express COPテンプレートについての詳細はこちらをご参照ください(英語版)
【ご案内】東日本大震災復興コレクティブアクション 亘理町ボランティア活動第10期参加募集開始
GCNJでは東日本大震災復興支援活動として、2011年9月より宮城県亘理町で進められている町民主体の防潮林育成事業「わたりグリーンベルトプロジェクト」へ継続的なGCNJ会員の社員(団体構成員)のボランティア派遣を行っています。亘理町プロジェクト第1期~第9期の活動には13社より延べ614名もの方々にご参加いただいています。本活動は、「わたりグリーンベルトプロジェクト」への支援として、植樹に向けた苗ポット作り、育った苗のメンテナンス支援や、津波でも生き残った防潮林の環境整備を行うほか、第9期では待望の植樹活動を開始しました。その他にも沿岸部視察や地元の方との交流など、作業としてのボランティアだけでなく震災からこれまで、そしてこれからの復興について多面的に考えるプログラム構成となっています。3月15日に会員窓口の皆様へ2016年度上期にあたる「亘理町プロジェクト第10期」の活動参加募集についてメールにてご案内させていただきました。第10期の活動ご案内詳細については、会員サイト、一般サイトにも掲載しています。第10期へも多数の皆様からのご参加お申込をお待ちしております。
【ご報告】人道支援サミットへ向けた勉強会(第3回)実施(3月2日)
3月2日にジャパン・プラットフォーム(JPF)様との共催で人道支援に関するNGOとの勉強会の第3回を開催しました。今回は三菱UFJリサーチ&コンサルティングさんのセミナースペースをお借りし、終了後には懇親会も開催しました。本勉強会の過去2回では、主に難民キャンプ等で活動するNGOさんからの事例を発表いただきディスカッションする流れとしていましたが、今回は会員企業3社(NEC様、国際航業様、三井化学様)から人道支援分野に関する自社の事業取り組みや過去のご経験について、多様なお話をいただきました。その後、仙台でのHumanitarian Innovation Forum(3/13)でもプロボノでファシリテーターとしてご活躍されたPwCさんファシリテートの元、「ビルドバックベター(よりよい復興)」をテーマにグループ討議を行いました。参加者の皆さんからは、テーマを絞ることでより討議しやすくなった等の声をいただいています。5月にはイスタンブールにて初めての世界人道サミットが開催されますが、サミットに参加予定のNGOの方よる報告会を別途開催予定です。また日が近づきましたらご案内いたします。
【ご報告】東日本大震災復興コレクティブアクション 亘理町ボランティア活動報告会開催(3月3日)
3月3日に表参道のGEOCにて、東日本大震災復興コレクティブアクション亘理町プロジェクト第9期の活動報告会を実施しました。第9期全4回の活動には6社から55名の方にご参加いただきました。今回の報告会では、GCNJ事務局から第9期活動報告・参加者アンケート結果報告を行ったほか、本活動を協働企画・運営しているNPOわたりグリーンベルトプロジェクト(わたりGBP)の嘉藤代表理事、松島副理事、三浦氏より、わたりGBPの活動実績・現状報告と今後の展望などについてお話しいただきました。加えて、GCNJでは2015年度をコレクティブアクションの節目の年と捉えていたことから、2011年度からの一連の活動のレビューと今後の方向性についてご説明しました。GCNJは、今後も毎年度で活動状況の振り返りや検討を必要とするものの、2019年度まではわたりGBPへの継続参加を行う方向です。報告会最後には次の第10期活動についてご説明し、質疑応答の時間としました。報告会終了後には恒例の懇親会を開催し、過去にコレクティブアクションのボランティアに参加した多くの皆様にご参加いただき、和気あいあいとした雰囲気の中で交流を深めることができました。第9期を含め過去の活動報告資料は一般サイトに公開していますので、是非ご覧ください。
【ご報告】IGES・GCNJ共催 SDG Compassお披露目記念特別セミナー開催(3月4日)
IGESと共訳を進めていた「SDG Compass」の日本語版完成を記念し、「SDG Compassお披露目特別記念セミナー」を3月4日午後東京ウイメンズプラザホールで開催しました。当日は「SDG Compass」の日本語版を配布するとともに、第一部でIGES森所長、損保ジャパン日本興和 関様にご登壇いただきSDGsの世界の潮流とSDG Compassの位置づけをお話しいただいた後、第二部では博報堂 川廷様、リコー 木根森様、サントリー 内貴様をパネルに迎え、モデレータの関様とともにSDGsを社内に浸透していく方策を議論していただきました。「SDG Compass」はGCNJウェブサイトにて公開しています。登壇者の発表資料はGCNJ会員内限定として会員サイトに掲示しています。
【ご報告】J-GCANセミナー開催(3月22日・23日)
アカデミアの研究者と企業の連携・協働によるWin-Winの関係を築くことを目的としてJ-GCAN(日本グローバル・コンパクト・アカデミア・ネットワーク)が設立され、2月の2回のセミナーに続き、3月も3回のセミナーを開催します。22日は現在、欧米の学会でも注目されているウェル・ビーイング、マインドフルネスをテーマに関心のある研究者、ビジネス関係者で議論を行いました。更に23日のセミナーでは、世界的に見ても日本が誇れる長寿企業(老舗企業)をテーマにサステナブルな企業について議論を行いました。いずれのセミナーも、アカデミアの研究者の参加がないと難しい議論だったと思います。29日に同志社大学(京都)であと1回開催しますが、2016年度も引き続き、これまでにないセミナー等ご提案したいと思いますので、積極的なご参加をお願い致します。
【ご報告】GCNJウェブサイト更新
GCNJウェブサイトの下記ページを更新しました。
*持続可能な開発目標 (SDGs)のページのSDGsロゴを新ロゴに変更
*持続可能な開発目標 (SDGs)のページのSDG Compass日本語版へのリンクを追加
★国連GCの最近の動き★
世界の会員数最新情報(2016年2月29日時点)
・Business sector 8,519(新規134社)
・Non-Business sector 4,995(新規37団体)
Local SDG Pioneers Campaignのお知らせ
UNGCはビジネス界をモチベートしSDGsを実際の行動に結びつける加速策として、「Local SDG Pioneers Campaign」を展開します。パイオニアは個人を対象とし、(1)ローカルビジネスリーダー/アントルプレナ、(2)ローカル・チェンジ・メーカーの2つのカテゴリーがあり、GC署名団体であれば自薦・他薦が可能です。(締切4月30日)。結果は6月のリーダーズ・サミットで発表される予定です。
著者:(社)グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 事務局
編集:(社)グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 事務局
【お問合せ先】
(社)グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
TEL:03-5412-7235 FAX:03-5412-5931 Email:gcjnoffice@ungcjn.net
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