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国連グローバル・コンパクトについて

The CEO Water Mandate

企業事例(3) Unilever

企業名 Unilever
事業内容 食料品、生活用品の製造及び販売
UNGC署名日 2000年7月26日
所在地 イギリス、オランダ
The CEO Water Mandate署名 2007年

1.「Water Footprint」と呼ばれる広範囲にわたる水消費を調査し、環境に配慮した企業活動の改善を実施
2.水の節約が可能な製品を開発し、水消費の削減に大きく貢献
3.水資源を専門的に調査する「水資源ネットワーク(WFN)」をWWFやUNESCO等と共同設立

「Water Footprint」広範囲にわたる水消費量の調査

該当する6つの要素

直接事業(Direct Operation)、サプライチェーンと流域管理(Supply Chain and Watershed Management)

ユニリーバが取り扱う製品は水資源に強く依存している。そこで、環境に配慮したビジネスを持続的に行うために「Water Footprint」と呼ばれる水消費に関する調査を実施した。調査は広範囲にわたり、製品の原材料を生産する際に使われる水から、製造するために使用される水、さらには消費者が製品を利用する際に必要とする水までが対象に含まれている。ユニリーバの代表的な約1600製品に対し、同社が水不足と判断した7カ国で水の消費量を調査し、基準値を算出した。これらの国々の人口は世界の約半分を占める。調査の結果、それぞれの国でユニリーバ製品を使う際に消費する水の量が明らかになった。約39%が石鹸やシャンプーなど顔・からだと髪を洗う製品、約38%が洗濯と関連していることが分かり、これらの調査を元に戦略と達成すべき目標を設定した。2020年までに消費者がユニリーバ製品を使う際の水の使用量を半減させるために様々な行動を起こしている。

出典

「ワン・リンス・コンフォート」洗濯における水使用量を削減できる洗剤

該当する6つの要素

コレクティブアクション(Collective Action)

柔軟仕上げ剤入り洗剤「ワン・リンス・コンフォート」販売を拡大している。手洗いでの洗濯が一般的である途上国においては、洗濯物のすすぎに必要な水の量をバケツ3杯から1杯に削減することができる。これにより、洗濯に費やす時間や労力が減るだけでなく、1回の洗濯につき約30リットルの節水になる。製品は消費者に受け入れられ、2012年までにベトナムでは柔軟剤市場の38%、インドネシアでは4分の1のシェアを獲得した。
ベトナムでは発売当初、テレビコマーシャルを通じ各家庭には好意的に受け止められたものの、洗濯にバケツ3杯の水を使う従来の習慣は変わらなかった。そこでユニリーバは「論より証拠」に習い、大規模なデモンストレーションを実施。ベトナム国立競技場でのイベントの様子はテレビで放送され、約3000万人が視聴し、製品の有用性が国民に理解された。2012年にはタイ、インドネシア、フィリピンでの販売を拡大しつつ、インドとカンボジアでの販売を開始。約2870万世帯の家庭で、約14億回の洗濯使われるようになった。

出典