グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

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ニュース 2013年

★ニューズレター2013年9月号★

更新日:

★GC-JNからのお知らせ★

【速報!】GC-JNがローカルネットワーク会合で表彰されました!

GC-JN表彰!

9/18にNYにてローカルネットワークミーティングが開催されました。席上、ジャパンネットワークの顕著な活動に対し、2013年度のローカルネットアワードを受賞しました!2012年度に引き続き2年連続3回目の受賞となります。これもひとえに、分科会活動を中心とする日ごろの会員のみなさんの熱心な活動と、その状況をKSSを通じてUNGCに報告し、各国へ共有した結果と考えます。皆さんとこの受賞を喜びたいと思います!引き続き、事務局は皆さんの思いや活動のサポートをしていきます!どうぞ宜しくお願いします。

GC-JN会員数最新情報(2013年9月30日時点)

GC-JN会員数 180団体および企業
・7/5以降の加入団体(8団体):
東京エレクトロン(株)、(株)LIXILグループ、(株)山田木材、(株)大林組、一般社団法人ボランティアプラットフォーム、(株)フジクラ、(株)良品計画、国際航業(株)

分科会成立状況 確定

8月末時点での分科会成立状況は以下の通りです。
ISO26000、環境経営、関西、サプライチェーン、CSR報告書研究、GC社内浸透研究、人権教育、ヒューマンライツデューデリジェンス、BOPビジネス・ソーシャルビジネス、腐敗防止(計10分科会)
(SRI、SME、震災復興支援分科会は成立見送りとなりました)

サプライチェーン分科会の冊子を発行

SC分科会製作冊子

サプライチェーン(SC)分科会は2008年度の発足以来、多くの企業の皆様にご参加いただき、たくさんの知恵と経験が盛り込まれたアウトプットを発行するに至りました。これはGC-JNにとどまらず、広く国内・世界のステークホルダーへ発信できる提言書であり、社会の発展に役立つ有益な成果物です。本書は、CSR調達を実践する企業が率直に実情の分析を行い、実務上有効な手法の提言を行っているという点で、ユニークかつ広く企業一般が活用できる内容となっています。
GC-JNでは、今回の冊子を「持続可能な世界実現のためのお役立ちシリーズ」第1弾として、今後シリーズ化していきます。分科会活動の成果はもとより、国連GCやGC-JNの活動に関連する話題についてもGC-JN内外、また広く世界へ提案していきます。GC-JNはもちろん、CSR活動を展開する全てのステークホルダーにとって役立つ手引きとなることを期待しています。

冊子はGC-JNのHPからダウンロードできます。詳しくはこちらをご覧ください。

持続可能な農業ビジネス原則(SABPs)意見交換会(9月6日)

GCOのSABPs担当Dr. Puvanを交え、GC-JN会員との意見交換会(コンサルテーション)を開催しました。SABPsプロジェクトでは、2014年にかけて世界中の様々な国や地域でマルチステークホルダーによる意見交換会を開催し、2014年の国連総会での提案に向けてPrincipleを策定してく予定です。GC-JNからは5社が出席し、UNGCのHPに公開されているドラフト版白書について活発に議論しました。参加者には、予め2回の打合せを通じた意見集約をしていただいたおかげで、中身の濃い有意義な会議となりました。

明日の経営を考える会(AKK)第6期スタート

GC-JNでは、会員組織の若手経営者(執行役員レベル)が、地球的かつ長期的な視点で世界の現状を捉え、自らの課題として真摯に立ち向かうことができるような場を提供することを目的に、有識者との対話や共同研究による活動を行っています。2008年に開始した本プログラムは毎年9月から翌年8月までをひとつの期とし、毎月1回ずつの会合を行っています。第6期は13社からのご応募をいただき、9月12日にスタートしました!

Leaders' Summit 2013(9月19日-20日@ニューヨーク)

3年に一度のLeaders' Summitがニューヨークにて開催されました。GC-JNからは、会合開始前の時点で加入予定であった団体を含め10団体が参加しました。今回のリーダーズサミットにおいては、単一のビッグイッシュー/イベントにフォーカスさせたというより、MDGsのゴールが見えてきた中で、どうラストスパートをかけ、どうポスト2015につなげるか、という視点から、様々なイニシアチブ・ワークショップが、その進捗状況や今後の方針を持ち寄った、という印象を受けます。その中で、Business for Peace、PRME Champions、Sustainable Agriculture Business Principles(SABPs)が公式にGCイニシアチブに加わったことが特筆されます。分科会の数が多く、すべてはカバーできませんでしたが、日本からの参加者で分担して分科会に参加しました。各分科会での様子は、後日ご報告いたします。*PRME (Principles for Responsible Management Education)

【チェック!】GC-JN Facebook

GC-JNではFacebookを活用して、幅広くタイムリーな発信に力を入れています。おかげでさまで、「いいね!」の数は336まで伸びてきました(9/26時点)。今後も、分科会活動、GC-JNイベント、新規会員のご紹介などを掲載していく予定です。ぜひ、皆様も一度ご覧ください!GC-JN FacebookはGC-JNホームページのトップページからご覧になれます。Facebookアカウントをお持ちでない方も閲覧可能です。

GC-JNのFacebookはこちら!

★UNGCの最近の動き★

世界の会員数最新情報(2013年8月31日時点)

・Business sector 7721 (新規102社)
・Non-Business sector 4007 (新規24団体)

【今月のピックアップ!】UN-GC Monthly Bulletinより

【韓国のLNがBusiness for Peaceに参画】
9/19-20に開催されたリーダーズサミットで新たなイニシアチブとしてBusiness for Peaceが立ち上がりました。それに先駆けて、韓国LNは8月に潘事務総長を交えてソウルで開催されたCEO Breakfastにおいて、積極的に韓国企業の協力を求めることに意欲を示しました。

【Communication on Engagement Policy for Non-Business Participants】
Communication on Engagement (COE) Policyが10月31日より実行されます。Non-businessの署名団体に対して、活動への積極的な参画を促すとともに透明性が高く明らかな報告の要素に関する項目を含むポリシーです。UNGCではいくつかのトレーニングセッションを準備しています。ご興味のある方はご登録の上、オンライントレーニングにご参加ください。

【GCOイベントカレンダー】
October : Communication on Engagement Policy for Non-Business Participants (9 Oct, and 23 Oct, online)
November : Caring for Climate Business Forum : (19-20 Nov, Warsaw)
その他Monthly BulletinにはWebinarのご案内もあります。出席登録をすれば日本に居ながら参加できますので、ご興味のあるトピックを探してご参加してみてはいかがでしょうか。

【韓国のLNがBusiness for Peaceに参画】の詳細はこちら

【Communication on Engagement Pocily for Non-Business Participants】の詳細はこちら

【GCOイベントカレンダー】の詳細はこちら

【募集!】WEPs Leadership Award ノミネート受付中!

GC-JN会員の中にもすでに署名されている企業がありますが、世界中で600以上の企業CEOが女性のエンパワーメント原則(WEPs)に署名しています。WEPsでは、現在、WEPs Leadership Awards2014と題し、すぐれた取り組みを実行している企業のノミネートを受け付けています(〆切11/1)。女性のエンパワーメントに関する具体的な取組み事例を紹介したいWEPs署名企業は、奮ってご応募ください。また、他社の取組み事例もご参照ください。

第6回WEPs年次総会が以下の日程で開催されます。世界中のWEPs署名者が集まる年に一度の会合です。ご興味のあるWEPs署名企業の方はぜひご参加ください。
日時:2014年3月5日~6日
場所:UN本部、ニューヨーク

WEPs Leadership Award2014の詳細はこちら

他社取組み事例はこちら

【チェック!】GLOBAL CORPORATE SUSTAINABILITY REPORT 2013

GCOは、2012年11、12月に実施した署名企業へのオンラインサーベイ結果をまとめたレポートを公開しました。このオンラインサーベイは2007年以来実施されており、世界中のGC署名企業すべてが対象となっています。2012年は113の国から1,712企業が回答しました。こちらのレポートを見ていただくことで、世界のGC署名企業がどういう項目に注力しているか、どういう項目が未達か、といった動向がおわかりいただけます。以下に概要を紹介しますが、視覚的に分かりやすいレポートになっていますのでぜひご覧になり、指標として参考にしてください。

■回答数:1,712社(従業員数 44%:10-249人, 34%:250-4,999人, 15%:5,000-50,000人, 7%:>50,000人)
■地域別割合:55%:ヨーロッパ、17%:ラテンアメリカ、16%:アジア
■設問:10原則に関する取組み、経営への融合、サプライチェーンでの取組み、パートナーシップ等への取組み
■結果(取り組んでいる企業の割合が高い項目、低い項目を抜粋)の仮訳は以下の通り

【10原則について】
項目
取組みの度合い (高) 取組みの度合い (低)
人権 企業内規則に全体的に取り込む (72%) 影響調査 (13%)
労働 差別禁止 (83%)
機会均等 (78%)
組合結成・参加の自由 (77%)
影響調査(23%)
環境 目標と指針の実行 (66%)
消費と責任ある使用 (65%)
マルチステークホルダーダイアログ (27%)
腐敗防止 企業内規則に全体的に取り込む (70%) コレクティブアクションに取り込む (13%)
【経営について】
項目
取組みの度合い (高) 取組の度合い (低)
約束(コミット) CEOレベルの政策や戦略 (65%) 子会社にGC原則の遂行を要求する (29%)
定義付け ビジョンやゴールに組み入れるための政策を制定 (69%) GC原則を地域の優先課題と結びつける (34%)
実行 内部のコミュニケーションルートを使用(77%) 役員報酬を持続可能な行動と結びつける (8%)
評価 持続可能な取組みをモニター&評価する (58%) 従業員評価の持続可能な基準制定(21%)
対話(コミュニケーション) 企業の持続可能性に役員が賛同した報告を行う (58%) 子会社間でのマルチステークホルダーダイアログを促進する (19%)

★その他の項目における取組み度合い(高/低)
【サプライチェーン】
サプライヤーがGCに署名しているか (70%)
改善行動の確認 (9%)
【国連活動や国連の目標に関する行動】
パートナーシップの実行 (78%)
寄付の影響考慮(41%)、公の政策に参画する(41%)
【パートナーの種類】
NGO (77%)/企業 (66%)
【パートナーシップの範囲】
国内 (89%)/グローバル (47%)

オリジナルのレポート(英語)はこちら!より詳しいデータがわかりやすく掲載されています。ぜひご覧ください!

お問い合わせ先

著者:(社)グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク 事務局
編集:(社)グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク 事務局、広報委員会

(社)グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク
TEL:03-5412-7235 FAX:03-5412-5931
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第1号(2013.09)(PDF:193KB)